市販決定日産パラレルハイブリッド「グイグイと押し出すようなトルクを生み出す」

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市販決定日産パラレルハイブリッド「グイグイと押し出すようなトルクを生み出す」
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8月8日、日産自動車が先進技術の説明会と試乗会を行った。今回のイベントに登場したハイブリッドカーは、日産独自の2つのクラッチでモーター・エンジン・トランスミッションを繋ぐ「パラレルハイブリッドシステム」の搭載車だ。

FRベースのハイブリッドシステムのため、試験車両はインフィニティG35(スカイライン)が用いられていた。こちらも2010年度から異なるボディで市販予定だという。

このハイブリッドカーに試乗した第一印象は、「とてもパワフル」だということ。EV用と異なり、高出力型バッテリーを使ったモーターのアシストは、グイグイと押し出すようなトルクを生み出す。短い試乗時間でも動力性能の高さは十分に体感できた。

低速時にはEVモードで走るが、そのパワフル感は“これまでのクルマ”の延長線上にある。求める乗り味や利用スタイルを大きく変えることなく、コンパクトカー並みの燃費性能を実現。既存の自動車ユーザーが無理なくダウンサイジングできることが、最大のメリットだろう。

パラレルハイブリッドシステムはエネルギー回生でも有利とのことなので、2010年の実用化までにどれだけエネルギー効率を上げられるか、期待をもって見守りたいところだ。

《神尾寿》

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