門司港レトロ列車のデザイン発表…愛称を募集

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門司港レトロ列車のデザイン発表…愛称を募集
門司港レトロ列車のデザイン発表…愛称を募集 全 3 枚 拡大写真

福岡県北九州市は去る19日に、2009年度開業をめざす門司港レトロ観光列車の外観デザインを発表するとともに、列車の愛称の公募を開始した。

門司港レトロ観光列車の外観デザインについては、広告代理店を対象としたデザインコンペを行った結果、審査委員会において最優秀案が決定された。今後、この案をもとに、車両デザインの詳細検討を進める。

選評によると、最優秀デザイン案のコンセプトは、門司港レトロの街並みに合致した、モダンでおしゃれなデザインであり、街並みの雰囲気を壊さないように配慮されているという。

カラーリングは濃紺を基調とした車体に、ゴールドのエンブレムや装飾が施されており、ヨーロッパのオリエント急行のような上質感を醸成している。レトロ地区の煉瓦色とも調和が保たれると考えられ、また「濃紺」は、国内の観光列車での採用例がほとんどないため、オリジナリティも高いとする。

またエンブレムをデザインのアクセントとして重視しており、各種のPRツールや土産品などに転用が容易であるなど、観光列車としての工夫が見られる。

そして観光列車の愛称を一般公募で決定することにより、運行開始に向けた機運を盛り上げ、観光列車事業のPRの促進を図る。

愛称の公募
●応募方法:愛称、愛称の簡単な説明、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、ウェブサイト「門司港レトロ倶楽部」から応募する。
●門司港レトロ倶楽部:URL
http://www.retro-mojiko.jp/
メール、ハガキ、FAXでも受け付ける。
●応募締め切り:9月10日必着
●選考方法:有識者や地元団体関係者、運行事業者など外部委員を交えた審査委員会を開催し、最優秀案を決定する。
●結果発表:10月上旬、門司港レトロ倶楽部ウェブサイトで
●賞品:愛称が採用された人(応募者多数の場合は抽選)1名に10万円相当の旅行券をプレゼントする。優秀作については、審査員特別賞などを用意する予定。
●権利:採用された愛称の権利は、北九州市に帰属する。

運行概要
●運行区間:門司港駅 - 和布刈公園駅
約2km、4駅(駅名は仮称)
●運行日:3月中旬 - 11月下旬の土日祝日、春・夏休み
年間約130日
●運行時間:10時 - 17時
●運行本数:1日14往復
約30分で1往復
●運行事業者:平成筑豊鉄道
●施設保有事業者:北九州市
●運行開始:2009年度予定


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《高木啓》

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