カーセキュリティ4社が提携、新製品

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加藤電機、カーメイト、コムテック、ミツバサンコーワは、カーセキュリティ市場拡大のため、メーカー、小売チェーンの垣根を越えて提携、製品開発や販売で連携する業界初のコラボレーション企画となる「4DDプロジェクト」を立ち上げたと発表した。

カーセキュリティシステムやイモビライザーの普及、拡大の効果で、自動車盗難認知件数の大幅に減少している。しかし、カーセキュリティ会社では、現在主流である威嚇・撃退型の警報型カーセキュリティシステムの機能面での差別化や犯罪防止効果には、限界が見え始めているとしている。

このため、今回業界初となる製販一体となった4Dプロジェクトを結成、参加メーカー各社のカーセキュリティ製品と共通で連動できる通信端末を開発・販売することで、従来の警報型カーセキュリティシステムでは不可能だった盗難発生時の携帯電話への緊急通報や、車両盗難発生時の車両の追跡機能など、新たな付加機能を簡単にプラスすることができるようになる。

一方、全国のカー用品量販店各社では、各メーカーが提供するカーセキュリティシステムと4Dプロジェクト通信端末を販売することで、カーセキュリティを中心とした安心で安全なカーライフの提供を実践するとしている。

4Dプロジェクトで開発する製品は今年9月初旬から順次全国のオートバックス、イエローハット、ジェームスの各店で発売開始する予定。

今回発売する製品にはPHS端末を搭載しており、インターネットを駆使した位置検索機能や非常時の緊急通報機能を備えた最新鋭のシステムだ。

今回の製品開発を初めとして、今後も様々な市場ニーズに対応した製品やサービスの展開を計画、セキュリティ市場の拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

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