お盆TDM---東名高速上りの渋滞が大幅減少
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お盆時期の終盤にあたる16日(土)、17日(日)は、交通量が多かったにもかかわらず、渋滞が減少した。TDMの実施効果が顕著に現れた結果だと、NEXCO中日本は考察している。
TDMを実施しなかった2006年の同じ日曜日と比較すると、1日あたりの平均交通量は6.6%増加したにもかかわらず、日平均の渋滞量は45.4%、日平均最大渋滞長は38.1%とそれぞれ減少している。
お盆期間中、東名高速道路上り線大和トンネル付近は、昼間の時間帯に交通集中による渋滞が発生する。今回のTDMは、この交通集中を比較的交通量の少ない時間帯に分散させることを目的として、午前9時から12時(正午)までの間に、指定する入口料金所と出口料金所をETCで通過すると、通行料金を通常の最大半額に割り引くもの。
《編集部》