【新聞ウォッチ】福田首相辞任表明、投資家は冷静な目線

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年9月2日付

●福田首相退陣、政権浮揚展望拓けず、総裁選 麻生氏出馬へ(読売・1面)

●8月新車販売10%減、国内も不振鮮明に(読売・8面)

●ガソリン値下げ、米ハリケーン、懸念材料、米ロ対立不安要因に(読売・9面)

●雑誌不況大手も悲鳴月刊「現代」「ロードショー」休刊(読売・29面)

●新社長:日野自動車白井芳夫氏、100カ国進出が目標(朝日・11面)

●福田首相退陣表明 市場、「日本売り懸念」「トリプル安」の声(毎日・8面)

●経済界「自民は無責任」政権能力に疑問の声(産経・5面)

●ネッツトヨタ多摩、車販売店内にアイス店、「ブルーシール」のFC開業(日経・12面)

●カンボジアに二輪工場、ヤマハ発(日経・12面)

●日野自動車、インド参入、タイから完成車(日経・13面)

ひとくちコメント

福田康夫首相が突如辞任を決意した。1日夜9時半に緊急記者会見を行い「新しい布陣のもとに、政策の実現を図っていかなければならない」と述べ、首相を辞任する考えを表明した。きょうの各紙が1面トップで報じているほか、社説、経済面、社会面などでも、わずか11か月で退陣に追い込まれた福田政権を総括。

「気力失い、投げ出し」(毎日)、「2代続け政権放棄」(朝日)など、突然の幕引きに驚きや批判の声を取り上げている。経済界からも厳しい批判が相次ぎ、朝日は「自民党は自分で自分の首を絞めている。せっかくまとめた経済政策をどうするのか」(トヨタ自動車幹部)などのコメントを掲載。

また、エコノミストの間には「財政再建路線が後退し、株、円、債券が同時に売られるトリプル安もあり得る」と指摘するなど、市場にも懸念が広がっているが、2日午前9時過ぎ時点の日経平均は前日比20円高と小幅ながら反発。今のところ、投資家は冷静な目線で見守っている。

《福田俊之》

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