新日鉄とポスコ、乾式ダストリサイクル合弁工場の起工式

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新日本製鐵と韓国のポスコは、ポスコの浦項製鉄所で、還元鉄の供給と乾式ダストリサイクルに関する合弁工場の起工式を行ったと発表した。

両社は、2000年8月に株式の相互保有を含めた戦略的提携契約を締結して以降、副社長級を共同議長とする推進委員会を設置、その下に様々な分野別の専門委員会と検討会を設けて、各部門で積極的に戦略的提携を推進してきた。

今回の合弁事業は両社の戦略的提携の深化・拡大策のひとつで、2007年10月に事業推進を決定後、今年1月には合弁会社を設立し、工場の建設準備を進めてきた。合弁工場は2009年9月に浦項製鉄所、12月に光陽製鉄所で稼動する予定。

乾式ダストリサイクルの合弁会社は、ポスコの浦項・光陽両製鉄所構内にダスト処理能力年間20万tの新日鉄型の還元鉄生産及び乾式ダストリサイクル設備を1基づつ、合計2基を建設・操業し、還元鉄を生産して両社に供給する。新日鉄で確立された技術を基盤に両社グループが協力し、還元鉄の製造・供給を行う、新たな鉄源ソースを創出する。

《レスポンス編集部》

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