デンソーウェーブは、複数の電子マネー決済に対応した非接触ICカード対応ハンディターミナル『BHT-504BIB』を2009年2月から発売すると発表した。価格はオープン価格で、年間5000台を販売する計画。
新製品は、『FeliCa』、『MIFARE・ISO14443TypeA/B』を利用したさまざまな非接触IC電子マネーによる決済を1台で処理できるハンディターミナル。後払い電子マネー『iD』や『QUICPay』といったオープンな電子マネー決済機能を搭載可能で、順次、他の電子マネーも搭載できるよう拡大していく予定。
新製品はこれまでに培ってきたバーコードハンディターミナルや非接触ICカードリーダライタのノウハウを活かし、バーコードや非接触ICカードの読み取り性能、操作性、耐環境性、堅牢性を活かすとともに、高いセキュリティ性を持たせた。
また、バーコード読み取り機能やBluetooth通信機能を搭載しており、商品バーコードを読み取り、非接触IC電子マネー決済を行い、Bluetooth通信機能を搭載した携帯プリンタと通信してレシート発行を行うというようなモバイルPOS業務を1台で行うことが可能。
さらに、業務アプリケーションも搭載できるため、決済と合わせて、ポイント、チケット、クーポンなどの、他の非接触ICカードやバーコードを利用したアプリケーションサービスにもフレキシブルに対応が可能。
BHT-504BIBは9月10日 - 12日に東京ビッグサイトで開催される「第10回自動認識総合展」に出品する予定。