日産自動車は、9月9日から12日までの4日間、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2008」に「フォークリフトコンセプトモデル」を出展すると発表した。
今回は最新の環境テクノロジーを駆使して開発したリチウムイオンバッテリーを搭載した電動式フォークリフトのコンセプトモデルをはじめ、各種物流機器や小型トラックなどの商用車を展示し、総合物流機器メーカーとして構内作業から運搬まで様々な物流シーンに対応する多彩なラインアップを紹介する。
今回出品する電動式フォークリフトのコンセプトモデルには、高性能リチウムイオンバッテリーを搭載する。このリチウムイオンバッテリーは、日産と日本電気、NECトーキンの共同出資会社であるオートモーティブエナジーサプライが開発/製造するもの。2009年度に日産のフォークリフトに搭載して市場に投入し、2010年度に米国と日本で発売する電気自動車及び日産独自のハイブリッド車に採用する予定。
今回出品するコンセプトモデルは、高出力・大容量かつコンパクトなリチウムイオンバッテリーを搭載しており、従来の電動式フォークリフトに比べ大幅な性能向上が図れる。
今後は市販化に向け、実用試験を実施するなど開発を推進していく予定。
