ネットエイジアは、「自動車に関する調査」をネットリサーチの『リサーチTV』で実施し、男女20歳 - 59歳の1600人から回答を得た。
調査内容は、「自動車に興味を持った時期について」「自動車に興味を持ったきっかけについて」「自動車を購入する際に最も重視するポイントについて」の3点。
世代や性別間での差異を調べたところ、20代男女で「自動車に興味を持ったことがない」と回答した割合が全体平均と比べて高く、男性の20代前半で26.3%、20代後半で25.6%、また女性の20代前半で45.0%、20代後半では33.1%を占めた。
ネットエイジアでは、近年言われている「若年層の自動車離れを如実にあらわす結果」とまとめている。
●自動車に興味を持った時期(全体)
男性の場合「小学校1年 - 3年生の頃」からコンスタントに自動車に興味を持つ人が増加して、「高校生の頃」までで、約半数の人が自動車に興味を持ち始める。「社会人なる頃」に自動車に興味を持つ人の累計が約8割を超える。
これに対して女性は「高校生の頃」から徐々に自動車に興味を持ち始め、社会人になると更にその割合が高くなり、最終的に7割近くの人が興味を持つようになる。
●自動車に興味を持ったきっかけ(全体)
男性・女性とも共通して高かった項目は、「父親の影響」と「友人の影響」。「父親の影響」では男女ともに19.5%で、「友人の影響」では男性22.6%、女性32.6%と男女ともに高い割合となった。
男性では「F1などのモータースポーツカーがきっかけ」が20.4%、「テレビや映画がきっかけ」が13.4%などで、視覚的に飛び込んできたイメージが大きな影響を与えている模様だ。
女性では「父親の影響」・「友人の影響」以外に、「その他の人の影響」が20.1%を占め、人による影響度合いが高かった。
●自動車購入時に重視するポイント(全体)
「価格」が23.8%でトップ。次いで「安全性・品質」が21.7%で、その次に多かった「デザイン」が17.6%だった。「環境への配慮」を最も重視するのは全体の1.4%にとどまった。