【パリモーターショー08】MINI クロスオーバーコンセプト 出展

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【パリモーターショー08】MINI クロスオーバーコンセプト 出展
【パリモーターショー08】MINI クロスオーバーコンセプト 出展 全 11 枚 拡大写真

BMWグループMINIは9月10日、10月2日に開幕するパリモーターショーに、MINI『クロスオーバーコンセプト』を出展することを明らかにした。『クラブマン』をベースに背の高いSUVスタイルを提案したモデルで、駆動方式は4WDとなる。

デザインはMINIのアイデンティティを維持しながら、SUVらしい力強さやたくましさを表現。ボディサイズは全幅が1830mm、全高が1598mm、ホイールベースは2606mm。クラブマンと比較すると全幅は150mmワイドで、全高は170mm高く、ホイールベースは60mm長い。MINI史上、最も大きなモデルだ。

ボディタイプは4ドアで、運転席、助手席、助手席後部のドアは通常のヒンジ式。運転席側の後部ドアには、大きな特徴を持たせた。それは、トヨタ『アイシス』のようにBピラーをドアと一体化させ、スライドで開く方式。前後ドアを開ければBピラーが存在しないため、開放感は抜群。乗り降りも楽にできる。

インパネ中央部分に設けた「センターグローブ」はユニークな装備。これは立体的な形状のマルチファンクションディスプレイで、iドライブ、ナビ、携帯電話、オーディオ、エアコンなどの機能を集約させたものだ。

市販モデルの発表は、早ければ2009年1月のデトロイトショーと噂されている。生産は4WD車の開発に豊富なノウハウを持つ、オーストリアのマグナシュタイア社に委託されることが決まっている。

世界的に人気のMINIだけに、ハッチバック、コンバーチブル、クラブマン、に続く第4のMINI、新型クロスオーバーが登場すれば、多くのオーダーが殺到するのは間違いないだろう。

《森脇稔》

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