【メルセデスベンツ Bクラス 改良新型】表には出ない走行性能の進化

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Bクラス 改良新型】表には出ない走行性能の進化
【メルセデスベンツ Bクラス 改良新型】表には出ない走行性能の進化 全 7 枚 拡大写真

メルセデスベンツの『Bクラス』が『Aクラス』と揃ってマイナーチェンジをおこなった。Aクラスはグレードが整理されてエンジンが1種類になってしまったが、Bクラスでは従来と同じように「B170」、「B200」、「B200ターボアバンギャルド」と3タイプのエンジンとグレードが継続設定された。

Bクラスは、走行性能に関わる部分では大きな変更点はないので、乗ったフィーリングは以前と大きく変わるところはないのだが、日本導入後からもランニングチェンジと呼ばれる細かい改良が加えられているようで、発売当初に試乗した時よりも乗り味が洗練されていた。

特に乗り心地やCVTの制御などは、2006年に導入された時のモデルよりも滑らかさを増しており、メルセデスらしい快適性のある走りを手に入れている。

今回試乗したのは中間グレードとなるB200。B170でも不満のない力強さを発揮してくれるが、やはりBクラスのエレガントなスタイリングにはB200ぐらいの動力性能が似合う。

発進時からスムーズにトルクが立ち上がり、高速合流時などで素早く加速したい時も心地よく速度を乗せてくれる。17インチイヤが標準装備されているので、荒れた路面ではAクラスよりも多少突き上げ感のある乗り心地となるが、その分フットワークの安定感が高いので曲がりくねった山道などでは楽にコーナーをクリアしてくれる。

メルセデスベンツ日本商品企画部の緒方路恵さんは「BクラスもAクラスと同じようにエンジンの制御系の改良などを行うことで、スペックを落とすことなく10・15モード燃費を約7%向上することができました」とコメント。

欧州車の場合はイヤーモデルごとに細かな改良が加えられており、登場から数年経過したモデルのほうが乗り味が洗練されていることが多い。マイナーチェンジでは走行性能についての改良は公表されていないが、新しいBクラスの走りは確実に磨き上げられている。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る