7日深夜、京都府京丹後市内の国道178号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の金属製フェンスに衝突する事故が起きた。後部座席にシートベルト未着用で同乗していた1人が死亡、運転者を含む5人が重軽傷を負った。
京都府警・京丹後署によると、事故が起きたのは7日の午後10時40分ごろ。京丹後市久美浜町河梨付近の国道178号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。スピンしながら道路右側にある金属製フェンスに後部から衝突した。
クルマは衝突によって大破。クルマには6人が乗車していたが、後部座席にシートベルト未着用で同乗していたとみられる18歳の男性が全身強打でまもなく死亡。クルマを運転していた22歳の男性と、同乗の3人が骨折などの重傷。残る2人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。
現場は片側1車線で緩やかなカーブ。当時は雨で路面が濡れており、滑りやすい状態だった。警察では高速度からブレーキを掛けた際にスリップし、スピンに至った可能性が高いと推測しているようだ。