冒頭でダッジ『バイパー』が超絶的なカーアクションを繰り広げる映画『WANTED』。ジェームズ・マカヴォイ主演で、アンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンが共演する、暗殺者たちの闘いを描いたアクション映画だ。監督はティムール・ベクマンベトフ。
20日から全国で東宝系劇場でロードショーとなっているが、それに先がけ今週末13 - 15日の3連休に先行上映が行われる。日本語吹き替え版では主役ウェスリー役を竹下登元首相の孫のDAIGOが担当している。
主人公はストレスだらけの人生を送っている青年ウェスリー。ある日、行きつけのドラッグストアで謎の美女フォックスに話しかけられたところから人生が一変する。いきなり店内で銃撃戦に巻き込まれてしまう。フォックスに救出され逃げ延びたウェスリーは、自分の亡き父親が希代の能力を持った暗殺者で、自身もその特殊能力を継いでいるということを知る。
ウェスリーは暗殺組織フラタニティに入り暗殺者としての道を歩み始める。独り立ちした時、組織の裏切り者クロスとの闘いに臨む。しかし、そこで知らされた事実とは……。一瞬も見逃せないストーリーが展開していく。
『WANTED』最大の特徴は、弾丸がカーブを描いてターゲットを撃ったり、弾丸に弾丸を衝突させたりするというガンアクション。
それと並んで、カーアクションも見物だ。冒頭のシーンも瞬きを忘れるほどだが、その後も目をむくようなカーアクションが数回織り込まれている。バイパーのほかにも、コルベット『スティングレイ』などが活躍する。
