鉄道総研技術フォーラム08…モーダルシフトによる環境負荷試算

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鉄道総研技術フォーラム08…モーダルシフトによる環境負荷試算
鉄道総研技術フォーラム08…モーダルシフトによる環境負荷試算 全 2 枚 拡大写真

東京・国分寺市の財団法人鉄道総合技術研究所(JR総研)で行なわれた「鉄道総研技術フォーラム2008 環境と調和した鉄道を目指して」では、モーダルシフトによる環境負荷削減の試算・評価の事例を紹介していた。

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「鉄道のライフサイクルアセスメント(LCA)」という展示コーナーでは、鉄道の構成要素のライフサイクル(建設製造、使用、処分等)における環境負荷の評価(LCA)によって、ほかの輸送機関との環境汚染物質の排出量の比較や、モーダルシフトによる環境負荷削減の試算・評価を行なっていることを紹介。その事例として、富山ライトレールの開通によってCO2排出量の変化をグラフにして見せていた。

富山ライトレールは、JR西日本の富山港線を引き継ぎ、2006年に開業した第三セクター鉄道で、動力源の電気の電圧をJR時代の直流1500Vから直流600Vに降圧のうえLRT(路面電車)化した。グラフは、LRT化されてからの運行エネルギーに関するCO2排出量が、バスや乗用車の往来が減ったぶんも加えて、総合的には減少したという結果を示していた。

《レスポンス編集部》

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