ゲーム勝者が実戦参加…PS3『GT5P』のGTアカデミー

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ゲーム勝者が実戦参加…PS3『GT5P』のGTアカデミー
ゲーム勝者が実戦参加…PS3『GT5P』のGTアカデミー 全 3 枚 拡大写真

レースゲーム『グランツーリスモ』(ポリフォニー・デジタル)とソニー・コンピュータ・エンタテイメント・ヨーロッパ、そして欧州日産のコラボレーションによる「GTアカデミー」は、2名の勝者を発表した。2名は09年1月に開催されるドバイ24時間耐久レースに出場する。

5月24日にドイツ・ニュルブルクリンク24時間レースにおいて発表されたGTアカデミーは、PLAYSTATION 3用『グランツーリスモ5プロローグ』のドライビングシミュレーターとしての完成度や機能の高さを活用し、ゲームプレーヤーを実際のレーシングドライバーにまで育てあげるという、ドライバー育成メソッドだ。

この度、8月27日から31日までの5日間に渡ってイギリス・シルバーストーンサーキットで最終選考会が行われ、2名の勝者が決定したことが発表された。

2名は、ドイツ・ボンでタクシードライバーを務めるラース・シュロマー氏(28歳)と、スペインでMBA(経営学修士号)取得を目指す学生のルーカス・オルドネス氏(23歳)。今後ふたりは4か月に渡るトレーニングを受け、国際レーシングライセンスを取得し、09年1月にアラブ首長国連邦で開催されるドバイ24時間耐久レースに出場する。

GTアカデミーは、まずステージ1として6月2日から『GT5P』のオンラインタイムアタックを通じ、ヨーロッパ10か国で国別予選がスタート。車種は、日産『フェアレディZ』(Z33)だ。約2万5000人が参加している。続いて7月にステージ2として、各国の予選の上位20名による国別の決勝を行い、各国3名の計30名のファイナリストを選出。そしてステージ3として、ファイナリスト(実際に参加したのは22名)を集め、シルバーストーンで実車のZ33を用いた最終選考会が実施された。

最終選考会には、元F1ドライバーのジョニー・ハーバート氏もアドバイザーとして参加。ファイナリストたちはドライビングスキルだけでなく、体力、精神力なども試される厳密で過酷なテストが行われた。ハーバート氏は、実車で2速以上に入れられない人もいると思っていたそうだが、全員ウェット路面のサーキットを見事に走ったことに感動したとコメントしている。

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《デイビー日高》

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