富士通テンは、「イクリプス」ブランドで展開するカーナビゲーションに、7インチワイド液晶を搭載しながら低価格を実現した2DINタイプAVNシリーズ、『AVN Lite』(型名AVN118M)を10月上旬から発売する。価格はオープンだが、実勢価格は8万5000円程度と見られる。
コンセプトは、「『ライト』感覚で使えるAVナビ」。ハイエンド機の頭打ちやPNDの顕著な伸びといった市場背景とユーザーからの要望を受けて、ナビ・AV両面で必要十分な機能を盛り込みつつ、「取り付け工賃込みで10万円以下」(商品企画統括部の永元覚氏)という魅力的な価格を実現した。
画面は7インチワイド液晶、データは内蔵メモリではなく4GBのSDHCメモリーカードを採用。ワンセグチューナーを内蔵としているが、CD部はオーディオ再生のみとなり、DVDの再生やMP3などの圧縮データには対応しない。また、別売の接続コードをつないでiPodとの連携にも対応。イクリプスの携帯電話連携機能の「ケータイリンク」も利用可能だ。