残り4戦、タイトル獲得へ全力を挙げるフェラーリ勢。そのためにもディフェンディングチャンピオンであるキミ・ライコネンがフェリペ・マッサのサポート役に回るのではないか、と見られているが、マッサはさほど期待していないと語る。
「僕が成功するか否かはキミや他の誰かの行動とは関係ない。マシンに座るのは僕自身だし、優勝するのも、ミスを犯すのも僕一人にかかっている。これは僕のゲームだから」
「僕らは協力し合っているし、共にフェラーリをワールドチャンピオンに導くことを望んでいる。だからといって僕とキミは友だちじゃない。プライベートなつきあいはないよ」
最大のライバル、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)に競り勝ち、念願の初タイトルを達成する自信は充分にあるようだ。
「そうでなければ、フェラーリに乗る資格はないよ」とマッサはコメントしている。