ホンダ、容量が連続変化するエアバッグ開発 世界初

エコカー 燃費
ホンダ、容量が連続変化するエアバッグ開発 世界初
ホンダ、容量が連続変化するエアバッグ開発 世界初 全 7 枚 拡大写真

ホンダは18日、運転席用にエアバッグの容量(膨らみ)を連続して変化させるエアバッグシステムを世界で初めて開発したと発表した。11月に発売する軽自動車の新型『ライフ』から搭載を始める。

エアバッグの内圧と展開を適切に制御し、迅速に開いて衝撃は少なく、かつ保護性能が持続するようにした。エアバッグに渦巻状の仮止め糸3本を縫込み、バッグを膨らませるガスが中央部から外周部へと広がるよう通路をつくった。展開とともに仮止め糸は外れていく仕組み。

また、ガスの排気は制御弁により一定の時間まで排気を止める方式とした。これらにより膨張時の衝撃の軽減や、保護性能の持続につなげた。ドライバーは体格によって顔面部がエアバッグにより近くなる人もいて、衝撃は大きくなる。

新方式のエアバッグは、こうした体格差による問題も緩和する。バッグの素材は従来と同じナイロン。渦巻状の仮止めに使う糸はポリエステルを使用している。このエアバッグは順次、すべての車種に採用していく方針。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る