日産自動車は19日、東風日産乗用車公司(東風日産)の累計生産台数が2003年の同社設立以来、100万台に達したと発表した。
100万台目の生産車種は同日オフラインし、11月初旬に発売される新型『エクストレイル』(中国名『奇駿』)だった。
エクストレイルは今年、東風日産から発売される4車種目のモデル。現在、高級・中級セダン、ハッチバック、ミニバン、クロスオーバーを生産する東風日産は、SUVのエクストレイルの投入で、中国において乗用車のラインアップが揃うことになる。
東風日産の『シルフィ』、『リヴィナ』シリーズ、『キャシュカイ』、エクストレイルは花都工場(広東省)で、『ティアナ』は襄樊工場(湖北省)でそれぞれ生産する。
日産の中国における2008年1 - 8月の累計販売台数は35万4437台で、前年同期比20%増と好調、日産では2008年(1 - 12月)の中国での販売目標を50万台に設定している。