GSユアサ、子会社で約75億円の架空売上げ

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GSユアサコーポレーションは、子会社が不適切な会計処理をおこなっていたと発表。同社の連結子会社のGSユアサ・ライティング(GYL)の千葉営業所の元所長が複数の取引先との間で循環取引を行っていたことが判明した。

GYL千葉営業所の売上げが事業規模の割に大きいことから社内調査を実施、その中で実体を伴わない疑いのある取引があることが見付かって発覚した。

実態の全容解明はされていないものの、現時点で少なくとも2004年4月から2008年7月まで循環取引による架空売上げが計上されていたことが分かっている。

現在、売上債権残高で回収懸念があるのは約75億円。

GSユアサでは、全容解明、業績に与える影響の精査、経営責任、関係者の処分を含む再発防止策の提言を受けるため、弁護士や公認会計士で構成する外部調査委員会を設置した。

《レスポンス編集部》

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