カップルにも家族にも似合うミニバン…フィアットから

自動車 ニューモデル 新型車
カップルにも家族にも似合うミニバン…フィアットから
カップルにも家族にも似合うミニバン…フィアットから 全 17 枚 拡大写真

フィアットは9月12日、新型『フィオリーノキューボ』の全欧州での発売を前に、想定ユーザーをターゲットにした写真を大量に公開した。キューボは2008年6月に発表。商用車の『フィオリーノ』をベースに誕生した2列シートのミニバンだ。流行に敏感な若いユーザー、行動的なファミリーをターゲットにしている。

【画像全17枚】

ベース車のフィオリーノはフィアットとPSA(プジョー・シトロエン)が共同開発した商用車。プジョー版は『ビッパーティピー』、シトロエン版は『ニモ』を名乗る。欧州では2007年末から販売されており、生産はフィアットとトルコのコチ社との合弁会社、トファスが担当する。

新型キューボは、商用車のフィオリーノに対して後席を追加しただけでなく、内装のトリムをグレードアップ。足回りのチューニングも快適性を重視した設定に変更している。ボディサイズは全長3959×全幅1716×全高1735mmで、最小回転半径は5m以下と取り回し性も良好。エンジンは1.4リットル直4ガソリン(最大出力73ps)と1.4リットル直4ディーゼル(最大出力75ps)の2種類、ミッションは5速MTとロボタイズド6速MTの2種類を用意している。

さて、フィアットが公開した写真には、海にWデートに出かけた若者と、ショッピングセンターへ買い物に出かけたファミリーが登場。若者編では全長4mを切るコンパクトなキューボに、マリンスポーツ用品が満載できる点が強調され、家族編では両側スライドドアや低い荷室フロアなど、使い勝手の良さがアピールされている。

登場するモデルの演出効果を差し引いても、キューボは商用車ベースとは思えないくらい、オシャレでカッコよく見えないだろうか。欧州での価格は1万3000ユーロ(約195万円)からと値段も手頃だ。すでにフランスでは6月から先行発売されているが、それ以外の国でも順次、販売がスタートする。日本にも、ぜひ正規輸入してほしいところだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  3. トヨタ『クラウンシグニア』、2026年モデルを米国発表…ツートン塗装が選択可能に
  4. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
  5. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る