【三菱 ギャランフォルティス ラリーアート 詳報】ランエボXの心臓部を受け継ぐ

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 ギャランフォルティス ラリーアート 詳報】ランエボXの心臓部を受け継ぐ
【三菱 ギャランフォルティス ラリーアート 詳報】ランエボXの心臓部を受け継ぐ 全 5 枚 拡大写真

三菱『ギャランフォルティス』の最上級モデルとして「ラリーアート」が追加された。パワートレインは、『ランサーエボリューションX』から採用された新型の2リットルの直4ターボエンジンとツインクラッチSSTのミッションが採用されている。

ギャランフォルティスラリーアートのエンジン開発を担当した三菱自動車エンジン実験部の三原法行さんは「ギャランフォルティスラリーアートのエンジンの基本部分やピストンなどはランエボXと共通です。その上でターボをツインスクロールからシングルスクロールに変更し、MIVECの制御などを最適化することで、ギャランフォルティス ラリーアートにマッチした性能に仕上げました」

「クルマのキャラクターを決定する上で、どのようなスペックに落ち着かせるか議論を重ねましたが、フォルティスの最上級モデルにふさわしい高性能を与えるために、最終的に240PS/35.0kg-mというスペックを採用しました」とコメント。

事実、ランエボXの心臓部を受け継いだギャランフォルティスラリーアートのパワートレインはフォルティスの最上級スポーツモデルにふさわしい力強さを発揮してくれる。

多少低回転でのレスポンスが甘いものの、3000回転も回せばターボが効き始め豊かなトルクフィールを与えてくれ、そこからさらに回転を上げれば、ランエボを思わせる俊敏な加速をもたらしてくれる。この加速感は従来のフォルティスが搭載する、自然吸気+CVTのパワートレインとはレベルの違うスポーティなフィーリングに溢れており、ランエボに乗っているかのように力強い。

さらにツインクラッチSSTが、他の国産セダンでは味わうことのできない、ダイレクト感のある加速を提供してくれる。このランエボX譲りのエンジンこそ、ギャランフォルティス ラリーアート最大の魅力といえるだろう。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る