【新聞ウォッチ】麻生内閣発足、航続どこまで?

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年9月25日付

●麻生「臨戦内閣」発足、景気重視へ転換 は財務・金融中川昭氏兼務(読売・1面)

●いすゞが買収否定GMトラック事業(読売・8面)

●「暫定税率は即廃止」民主公約行程表固まる(朝日・1面)

●薬局の調剤報酬基金経ず支払い、トヨタ・NEC健保(朝日・6面)

●鍵いらず、ケータイで車開閉、日産、ドコモ、シャープ共同開発(産経・9面)

●タタ自動車 最終赤字3億8300万ドル(日経・9面)

●ピックアップトラック、独VW、本格投入へ(日経・11面)

●米GMトラック事業、売却提案「真剣に検討」いすゞ社長が表明(日経・11面)

●麻生内閣発足、産業界の声(日経・11面)

●日産、品質管理活動を強化(日経・13面)

●「トゥインゴ」ルノーが再投入、11月に(日経・13面)

ひとくちコメント

麻生内閣が発足した。きょうの全紙が新閣僚の顔ぶれなどを1面トップで取り上げているが、各紙の見出しをみると「迫る衆院選暫定色濃く」(日経)、「総選挙へ急場布陣」(毎日)、「臨戦内閣」(読売)、「選挙内閣」(朝日)などと、10月解散をにらんだ「選挙管理内閣」の色合いが濃いだけに国民の関心度もイマイチだろう。

クルマに例えれば、生産打ち切りを目前に控えながらも、現行モデルが不人気のため、慌ててモデルチェンジしたようなものである。しかも、主要閣僚の再任や世襲議員が麻生首相を筆頭に18人中11人もいて、画期的な“新技術”を導入しているとは思えない。34歳という最年少で初入閣した小渕優子少子化担当相にしても話題性はあるが、現時点では航続距離に不安が残る電気自動車のような存在だろう。

そんな中、新内閣についてトヨタ自動車の渡邉捷昭社長は「税・財政・社会保障の一体改革などに、チームワークを発揮して、果敢に取り組みを進めてほしい」(日経)とコメントしている。

《福田俊之》

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