ミツバ、タイ子会社を再編、出資比率を引き上げて2社を経営統合

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ミツバは、タイにある持分法適用会社タイサミット・ミツバ・エレクトリック・マニュファクチュアリング社(TSM)に対する出資比率の引上げと、タイの子会社ジデコ・タイランド社(JTC)とTSMを経営統合すると発表した。

TSMは1993年に、ミツバとタイのタイサミット・オートパーツ・インダストリー社(TSA)が合弁で設立した自動車用電装品生産会社。ミツバの出資比率は、当時の法規制により50%未満に限定されていたが、出資制限が撤廃されたことやタイ市場の重要性が増していることから、ミツバがTSMへの出資比率を引上げて、経営に対するイニシアティブを確保することについてTSAとの間で合意した。TSMはミツバとタイサミットの折半出資となる。10月1日に実施する。

一方、JTCはミツバと2006年に合併した旧・自動車電機工業が2001年に設立した100%出資の自動車用電装品生産子会社。ミツバと自電工との合併で、結果的にミツバはタイ国内に合弁と独資との2形態で生産拠点を持つことになった。TSMとJTCは生産品目も類似し、納入先についても多くの面で重複している。今後、タイ市場での競争激化も予想されるため、TSMとJTCの経営を統合し、経営資源の効率化を図り、タイ市場での競争力を強化することが得策と判断した。

12月31日付けで経営統合する。JTCの工場はTSM第2工場となる。

《レスポンス編集部》

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