【スズキ ワゴンR 新型発表】特長にさらに磨きを

自動車 ニューモデル 新型車
【スズキ ワゴンR 新型発表】特長にさらに磨きを
【スズキ ワゴンR 新型発表】特長にさらに磨きを 全 6 枚 拡大写真

スズキの最量販モデルで、登録車、軽自動車を通じて販売台数トップの座にある軽トールワゴン『ワゴンR』が9月25日にフルモデルチェンジされた。

【画像全6枚】

93年に登場した初代から数えて4代目となる新型ワゴンRのメインコンセプトは「快適・スタイリッシュ・ワゴンR」。初代から好評を博してきた個性的で存在感のあるスタイリング、乗り降りや運転のしやすさ、室内空間の広さといった特長にさらに磨きをかけるという、キープコンセプト型のモデルチェンジを目指したという。

ベースは今年1月にデビューしたトールワゴン『パレット』だが、シャーシやエンジンを丸ごと流用したものではなく、フロントサスペンションの大幅改設計や車体剛性アップ、エンジンの効率向上などさまざまな改良を受けており、静粛性、乗り心地、ハンドリング、省燃費性など性能面の大幅な進化が図られている。

新型ワゴンRはノーマルのほか、内外装を若年層ユーザー向けに変更した「スティングレー」も先代モデルに引き続き設定され、さらに豊富なオプション類も用意されるなど、量販車ならではのワイドバリエーションを誇る。

新型ワゴンRのミッションは、同じく今秋フルモデルチェンジされるホンダ『ライフ』、人気モデルのダイハツ『ムーヴ』などのライバルに販売台数で優位に立ち、スズキの軽ナンバーワン回帰の起爆剤となること。モデルライフ末期まで売れ続けた先代モデル勢いをさらに加速させられるか。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る