NEXCO東日本、お盆期間の渋滞緩和対策を分析

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NEXCO東日本がお盆期間中の渋滞緩和対策の効果を分析。ETC普及に伴う主な本線料金所の渋滞緩和効果と、ETC時間帯割引利用に伴う交通の変化などを報告している。

●ETC普及に伴う主な本線料金所の渋滞緩和効果

お盆期間中の首都圏の主要な本線料金所でのETC利用率は約74%と、昨年同期(約67%)に比べて約7%増加した。ETCの普及に伴い、お盆期間中に本線料金所を先頭とする交通集中渋滞の渋滞量は、ETC導入直後の2002年と比べて約97%減少したとしている。

●ETC時間帯割引のご利用に伴う交通の変化

東北自動車道,関越自動車道,常磐自動車道などの上り方面では、ETC時間帯割引制度の導入前(2004年)と比べて、深夜割引や早朝夜間割引が適用される早朝夜間の交通量が大幅に増加、割引制度導入による交通のシフトが図られた。ETC時間帯割引は、渋滞に巻き込まれずに快適な走行ができるとともに、全体の交通の平準化により渋滞の緩和にもつながっている。

お盆期間中に東北道上り白石IC付近では、交通量の多い日中時間帯の交通量が減少し、交通量の少ない早朝夜間の交通量が増加したため、渋滞量が約33%減少した日があったとNEXCO東日本は報告している。

《編集部》

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