自工会が歓迎---ベトナム、スイスとのFTA大筋合意

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車工業会は、日本とベトナム、日本とスイスの経済連携協定(FTA)が大筋合意に達したことを歓迎する、と発表した。

青木哲会長は「協定を契機として日本とベトナム間、日本とスイス間の貿易・投資が一層促進され、両国がより緊密な関係に発展することを望む」とコメントした。

ベトナムとのFTAでは「日本の自動車産業はアセアン地域において積極的に生産活動を行っており、今後ベトナム自動車市場の成長が見込まれる中、本協定が同国における自動車産業の発展に資することを期待している」としている。
 
また、スイスとのFTAについては「自動車を含む全ての鉱工業品の関税の即時撤廃で合意し、また、より使い勝手の良い原産地証明制度が採用されることになっており、日本の自動車業界にとって意義は大きい」と高く評価。今回のスイスとの大筋合意は「欧州諸国との協定として初めての例であり、これを契機として今後、他の欧州諸国との協定に向けた話し合いに弾みが付く」と期待感を示している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る