豊田通商、テキスタイル生産事業を子会社に移管

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豊田通商は、全額出資子会社の東洋経編の社名を10月1日付けで「豊通テキスタイル」に変更するとともに、豊田通商のテキスタイル生産事業および機能の一部を移管すると発表した。

今回の事業再編で東洋経編は、生地製造や加工に加えて仕入れ・生産管理など繊維事業全体における川中分野を担う中核子会社となる。川下分野にあたるアパレル分野は既に、豊通ファッションエクスプレスをモノづくりを含めた事業の中核と位置づけ、豊田通商は、事業投資、マーケティング機能を中心として事業展開している。今後、川中・川下の中核会社と豊田通商の連携を強化することで、繊維事業のバリューチェーン拡大を推進する。

東洋経編は経編(トリコット)生地製造メーカーだが、単に生地製造だけでなく、各種経編生地の染、プリントなどの加工品の販売も行っている。今回の事業再編で、輸出販売を中心としてきた透湿防水機能織編物素材「ゼラノッツ」、「ゼラノッツ・エコ」の国内販売を請け負うことになる。今後、同社が仕入、生産管理、納期管理、国内販売を一貫して行う、織物と編物のメーカー機能を持つ総合テキスタイル販売会社として、事業領域の拡大を図る。

東洋経編は本社を9月16日に豊田通商大阪支店ビル内に移転しており、豊田通商グループにおける連携強化を進めている。

《レスポンス編集部》

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