【シトロエン C5 試乗】しっとりと、スムーズに…津々見友彦

試乗記 国産車
【シトロエン C5 試乗】しっとりと、スムーズに…津々見友彦
【シトロエン C5 試乗】しっとりと、スムーズに…津々見友彦 全 4 枚 拡大写真

ダブルヘリカルマークをラジエターマスクに織込むモダーンデザインでアイデンティティが明快。インテリアも質感が高く、品格が出ている。

【画像全4枚】

試乗したのは3リットルの「3.0エクスクルーシブ」。V6はアイドリングも静かで心地好く回り、ドライブにセレクトすると自動的にパーキングブレーキが解除され、実に便利。そして走り出した時のマイルドな乗り心地のフィールはまさにフランス的。

目玉は「ハイドラクティブIIIプラス」に進化した、油圧/エアサスの快適な乗り心地だ。もちろん、凹凸の突き上げ感はあるが、タッチはマイルドで快適。スポーツサスにスイッチすると、僅かに乗り心地は固め、そしてハンドリングはロールが抑えられ、より安心感の高い操縦性に変化。高速でも、リニアリティが高く、しっとりとコーナリング出来スムーズな走り味だ。

ステアリングホイルのセンターは固定され、ここにスイッチ類があるが慣れないとやや使いにくい。程よく静粛性も高く心地の良い走りのセダン。0-400m加速は17秒台と軽快な雰囲気だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本グランプリに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバー。現在はモータージャーナリストとして活躍。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブ・ドライビングスクールの講師も務める。趣味はハイスピードドライビング、モーターグライダー、パソコン。最近はデジカメと電気自転車に凝っている。

《津々見友彦》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  5. “車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る