【新聞ウォッチ】自動車危機…国内34年ぶり低水準、米は月販100万台割れ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年10月2日付

●ガソリン価格決定の新方式開始(読売・9面)

●世界へ新たな船出「パナソニック」に社名変更(朝日・10面)

●新車販売2.7%減、08年度上半期3年連続前年割れ(朝日・11面)

●俳優の宝田さん64キロオーバー(朝日・34面)

●パジェロのディーゼル仕様車(毎日・10面)

●9月短観、景況感マイナス、輸出頼み暗転(毎日・11面)

●MRJはエコで快適(産経・8面)

●トヨタ米子会社に融資、三菱東京UFJ銀、邦銀7行協調(日経・7面)

●新ハイブリッド小型車、トヨタ、欧州投入、10年メド発売現地生産も(日経・11面)

●ビッグ3、資金繰りに望み 米政府の低利融資実現(日経・11面)

●パリ国際自動車ショーきょう開幕、332社出展(日経・13面)

●インド新車販売4.5%増に減速、スズキ子会社4-9月(日経・13面)

ひとくちコメント

08年度上半期(4 - 9月)の国内新車販売台数(軽自動車を含む)が前年同期に比べ2.7%ダウンの241万7838台。きょうの読売、朝日、毎日などは「上半期3年連続前年割れ」、日経は「30年ぶり低水準」、産経は「34年ぶり低水準」などと、暗雲が立ちこめている状況を伝えている。上半期の台数を単純に2倍すると500万台には届かないことになる。

さらに深刻なのは金融危機による信用収縮・経済後退・ガソリン高などの悪環境に囲まれる北米市場。9月の新車販売台数は大幅に減少、中でもフォード、トヨタ、クライスラー、日産はそれぞれ前年同月比30%以上の販売台数の減少となった。 その結果、米自動車業界全体の月間販売台数が96万4873台と100万台を下回ったという。

間もなく、自動車各社の中間決算が発表になるが、通期見通しではさらなる「下方修正」は避けられそうにもない。

《福田俊之》

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