【シトロエン C5 試乗】407 や C6 とは違う“生き物”…松田秀士

試乗記 国産車
【シトロエン C5 試乗】407 や C6 とは違う“生き物”…松田秀士
【シトロエン C5 試乗】407 や C6 とは違う“生き物”…松田秀士 全 5 枚 拡大写真

プジョー『407』、シトロエン『C6』と同じプラットフォームを使用しているとのことだが、その印象は三車三様。まるで違う生き物だ。そう、まるで生き物のようにサスペンションが動く。

【画像全5枚】

ダンパーやコイルスプリングを使わずに、スフィアと呼ばれるガスとオイルを圧入したタンクをECUでコントロールしてサスペンションを動かす。直進状態ではどこまでも柔らかく路面の凸凹を拾いボディをフラットに保ち、コーナーリング速度に比例して腰のある硬さに変化する。旋回中も凸凹を吸収し、ピッチングは微小。

スポーツモードにすると、最初はノーマル時と何も変わらないソフトな乗り味だが、運転手の技量を学習して次第に変化しボクのハード走行にも見事に応えた。FFのくせに操舵量が小さく、修整舵も少ない。また、なんでもないと思っていたシートのホールド性も高い。

室内の静粛性は、ドイツ車やトヨタ車のような密閉感による効果ではない。必要な外の音をきちんと伝えながら、雑音をカットしている。だから、閉塞感を覚えない。他のどのクルマにもない個性を持った大変印象に残る1台だった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

松田秀士|レーシングドライバー/モータージャーナリスト/僧侶
スローエイジングという独自の健康法で53歳の現役レーシングドライバー! スーパーGTをランボルギーニ・ガイヤルドで戦っている。INDY500など海外レース経験も豊富で、確かな知識と国際感覚でクルマの評価を行う。2008-2009日本カーオブザイヤー選考委員。

《松田秀士》

松田秀士

成仏する直前まで元気でクルマを運転できる自分でいたい。「お浄土までぶっ飛ばせ!」をモットーに、スローエイジングという独自の健康法を実践する。これまでにINDY500に4度出場し、ルマンを含む世界4大24時間レース全てに出場経験を持つ。メカニズムにも強く、レースカーのセットアップや一般車の解析などを得意とする。専門誌等への寄稿文は分かりやすさと臨場感を伝えることを心がけている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『NX』改良でデザイン刷新! 新世代ハイブリッド搭載で走行性能もアップ 2026年末以降発売
  2. ドゥカティの新世代V2エンジン搭載! 新型『ハイパーモタード V2 SP』&『デザートX』9月12日発売へ
  3. ブラバス創業者の名を付した『BODO』に「カブリオレ」、1000馬力V12ツインターボ搭載…最高速360km/h
  4. トヨタ『プリウス』の車名が消える? “ハイブリッドの象徴”が迎えた転換期
  5. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る