エコサークル、メンバー企業が100社に到達

エコカー 燃費

帝人ファイバーは、2002年からケミカルリサイクルを核としたポリエステル製品の循環型リサイクルシステム「エコサークル」の取り組みを展開しているメンバー企業が100社に到達したと発表した。

エコサークル運用開始当初は、ユニフォームやインテリア資材などを中心に、企業向けの取り組みを展開してきた。2005年からはA米パタゴニア社をはじめとするアウトドア関連企業との取り組みが始まり、2006年からはファッションウェア関連企業との取り組みや、エコバッグでの展開も増加した。また、昨年からは海外のメンバー企業が急増し、より一般消費者に近いところで、エコサークルの取り組みが拡大している。

一方、一般消費者へのエコサークルの浸透活動にも取り組んでおり、大型音楽イベントやスポーツイベントにエコサークルによるリサイクルを取り入れて浸透を図ったり、タレントを交えたトークショーなど、エコサークルの仕組みを理解してもらうためのイベントを企画・開催している。

現在のメンバー企業数の内訳は、ユニフォーム関連が約40社、学校向け体育衣料関連が約20社、インテリア関連が約10社、スポーツウェア、ファッションウェア関連が約10社、カバンや資材関連が約20社という構成。この中で、海外のメンバー企業は現状1割未満であることから、今後は海外との取り組みを積極的に拡大していく計画。加えて衣料用途だけではなく、様々な分野に向けて積極的にメンバー企業の拡大を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

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