気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年10月7日付
●NY株1万ドル割れ、世界同時株安、4年ぶり、一時9738ドル、東京も4年8か月ぶり安値(読売・1面)
●シャープ業績下方修正、09年3月期予想(読売・8面)
●欧米失速、円独歩高、輸出関連株、軒並み下落(朝日・13面)
●レクサス世界販売13年ぶり前年割れ08年見通し(朝日・13面)
●国内新車販売ワゴンR首位、08年上半期(朝日・13面)
●消防車ネット出品、神戸市消防の処分ミス 赤色灯つき一時57万円(朝日・35面)
●15年ぶり輸入車低水準、上半期販売(毎日・10面)
●損保減収じわり、自動車・住宅市場低迷、保険料に影響(産経・8面)
●ガソリン値下げ広がる、週単位の卸値変更が影響(日経・11面)
●人こと:三菱自動車・益子社長、逆風下の自動車、環境対応に活路(日経・11面)
●「プリウス」9月受注急減、値上げ直前の駆け込み需要反動(日経・11面)
ひとくちコメント
悪魔の月曜日である。1週間前の月曜日(9月29日)のニューヨーク株式市場は前週末比777ドル68セント安の史上最大の下落幅を記録したばかりだったが、6日は369ドル安の9955.50ドルで取引を終えた。終値では04年10月下旬以来約4年ぶりに1万ドルの大台を割り込んだ。ちなみに米証券大手のリーマン・ブラザーズの経営破綻も3週間前の月曜日(9月15日)だった。
きょうの朝刊は終値の速報は間に合わなかったが、各紙の1面トップは「NY株1万ドル割れ、世界同時株安、4年ぶり、一時9738ドル」(読売)などと、米国の金融危機が深まり、欧州市場への飛び火も鮮明になってきたことを報じている。
きょうの東京株式市場も全面安で開始、ついに9時16分時点で日経平均株価は1万円の大台を割り込んだ。