【MSジャパン08】グロック、エンジン吹っ飛ばしてバトンに勝つ!

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【MSジャパン08】グロック、エンジン吹っ飛ばしてバトンに勝つ!
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国内最大級の4輪モータースポーツの無料イベント「モータースポーツ ジャパン 2008 フェスティバル イン お台場」。4、5日の2日間に渡り、東京臨海新都心、ゆりかもめの船の科学館駅の正面に広がる青海地区NOP街区(青海臨時駐車場)を会場として行われた。来場者数は主催者発表で、4日が6万2800人、5日が7万2400人の合計13万5200人。

初日のオープニングは、昨年に引き続き交通安全パレードが実施された。ラリーカーなどナンバープレートをつけたレーシングカー、エコカーなど15台に加え、世界初のガソリン自動車『ベンツ・パテント・モーターカー』も走行。スーパーバイザーの近藤真彦氏は、今年は徒歩でパレードに参加した。

2日間のハイライトだったのが、2日目に合流したトヨタのティモ・グロック選手による08年型F1マシン「TF108」のデモ走行の2回目。直前にホンダの08マシン「RA108」でデモ走行したのがジェンソン・バトン選手で、グロック選手はスタッフから「バトンに負けるな!」と送り出されたという。

そのため、気合いが入りすぎたのか、予定を越えて走りまくり、最後にまさかのエンジンブロー。間欠泉のように蒸気が10m近く吹き上がり、ボディかエンジンのかけらが観客席にも降り注ぐ事態に(観客、取材陣ともにケガ人はいなかった模様)。伝説級のハプニングに、会場は大興奮。観客は、バトン選手対グロック選手の対決は、グロック選手の勝ちとして観客は拍手を送っていた。

展示車両の目玉は旧車、最新車両、フォーミュラマシンといくつもあったが、初登場という点では、三菱の2台のマシンが視線を集めていた。ひとつが、09ダカールラリー参戦車両の「レーシングランサーMRX09」。日本初披露だ。もうひとつが、「ランサーエボリューションX tuned by RALLIART」。こちらは09年仕様ともいえるRALLIARTの最新チューニングカーである。

また、警察車両も展示されていたが、マツダ『RX-8』の白黒ツートーンのパトロールカーは少々レアな1台だった。

《デイビー日高》

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