ポルシェ、7月期の新車販売台数が過去最高

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ポルシェ、7月期の新車販売台数が過去最高
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ポルシェオートモービルホールディングSEは、2008年7月期の新車販売実績が過去最高を記録したと発表した。速報値によると、ポルシェオートモービルホールディングSEの完全子会社であるポルシェAGの販売台数は前年同期比1.2%増の9万8652台を記録した。さらに売上高も同1.3%増の74億6000万ユーロに達した。

ポルシェの販売が伸びた原動力となったのは『カイエン』シリーズで、販売台数は同34%も増加し、最終的には過去最高の4万5478台となる見込み。特にスポーティな新しい「カイエンGTS」は、2008年2月に世界市場へ投入されて以来、6942台を販売、シリーズ全体の販売台数増に貢献した。911の販売台数は3万1423台となる見込み。『ボクスター』と『ケイマン』を合わせた販売台数は、同16.8%減の2万1747台にとどまった。

市場別では、新興国市場の中でも、中国と中東地域は好調だった。速報値によると、ポルシェは従来の主要市場であるドイツ国内や北米以外の地域の販売台数が同6%増の5万2595台に伸びた。

北米市場は、同3.1%減の3万2533台となる見通し。米国市場全体の新車市場が低迷している中で「満足できる数字」としている。

ドイツ市場での販売台数は、同5.5%減の1万3524台の見込み。

一方、グループ全体の生産台数は、同3.3%増の10万5162台となる見込み。主力のライプツィヒ工場はフル生産状態。カイエンの生産台数は同34.1%増となる過去最高の4万8497台に達した。ツッフェンハウゼン工場での『911』シリーズの生産台数は、同12%減の3万4303台だった。ボクスターとケイマンの生産台数は、合わせて同16.3%減の2万2356台だった。

《レスポンス編集部》

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