パイオニアはCEATEC会場に発表されたばかりの『楽ナビLite(AVIC-MRZ088)』と、『HDD楽ナビ(AVIC-HRZ099など)』を展示した。両モデルとも実際に触ることができる状態で複数台が用意されていた。
楽ナビLiteは、今年5月に発表された『エアーナビ(AVIC-T10)』とほぼ同じナビ機能を持つ。通信モジュールは付属しないが、Bluetooth対応の携帯電話とリンクさせることでスマートループが使えるようになる。
モニターサイズはエアーナビと同じ5.8インチVGAだが、2DIN形状となった。DVDドライブも搭載されるなど、これ1台でナビからオーディオまで使えるようになった。会場説明員は「軽乗用車ユーザーなど、ご近所乗りが中心の人にもお勧めできる価格帯にした」とする。
HDD楽ナビ新機種は最上位モデルがVGA対応となった。地図画面は先代のHDDサイバーナビに近いものとなり、見やすさは抜群。地上デジタルはチューナーは内蔵で、4アンテナ×4チューナーのスペック。ユーザー登録することで2回分のバージョンアップも付く。こちらは「これまでにもカーナビをお使いで、本格的なナビ機能を求めるお客様向け」と説明されていた。