6日未明、埼玉県春日部市内の市道で、生後1か月の乳児を抱きながら路肩を歩いていた22歳の男性が後方から進行してきたバイクにはねられる事故が起きた。バイクはそのまま逃走したが、警察は後に36歳の男を逮捕している。
埼玉県警・春日部署によると、事故が起きたのは6日の午前1時20分ごろ。春日部市米島付近の市道で、生後1か月の乳児を腕に抱きながら路肩を歩いていた男性に対し、後方から進行してきたバイクが衝突した。
男性は転倒。乳児は路上に投げ出され、頭部骨折の重傷。男性も打撲などの軽傷を負った。事故を起こしたバイクは現場から逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くに住む36歳の男が容疑に関与したものと断定し、後に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
調べに対して男は「酒を飲んでいたので怖くなって逃げた」と供述。事故当時は飲酒運転だったことを大筋で認めているという。