公道1000マイル(ミッレミリア=約1600km)の道のりに挑戦するクラシックカーラリー「La Festa Mille Miglia 2008」。あいにくの雨となり、傘を差しながら走るオープンカーの姿もあったが、11日の午前11時に東京・原宿にある明治神宮南門をスタートした。
第12回となる今回は、111台が参加、タイムトライアルで得点を競いながら東日本の1都9県を走り抜け、14日に横浜元町にゴールする。第二次大戦前後にイタリアで開催されていた公道レースにならったイベントだ。
今回の出場者の中で芸能人は、98・00年優勝の堺正章さん(マセラティ『200SI』)、05年3位の近藤真彦さん(アルファロメオ『ジュリエッタ』)、本家イタリアの「Mille Miglia」で日本最高位の感想経験を持つ雅楽奏者の東儀秀樹さん(AC『ACE』)、今年で4回目の挑戦となるパンツェッタ・ジローラモさん(アルファロメオ『ジュリエッタ スパイダー』)ら。
現役・ペテランのプロドライバーでは、元F1ドライバーのスターリング・モスさん(メルセデスベンツ『300SLS』)、コ・ドライバーだがSUPER GTで活躍するミハエル・クルム選手(ポルシェ『356スピード スター』)らも参戦する。
同イベントは、参加車両が年代によっていくつかのクラスに分けられているが、戦前(1939年まで)の車両は35台が参加。最も古い車種は、23年製ブガッティ『ブレシア T22』。国産車では、67年製のトヨタ『2000GT MF10』となっている。