豊田通商の子会社、福岡に物流加工センターを新設

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は、連結子会社である豊通物流が福岡県宮若市に北部九州の自動車関連メーカーを主要顧客とする「物流加工センター」を新設、このほど竣工したと発表した。センターは豊田通商グループが運営する物流拠点の中で、九州初の輸出入に対応した集約型部品物流加工センターで、投資額は約10億円。

北部九州地区では、自動車生産台数や自動車構成部品の九州調達率の増加、海外生産モデルとの部品共通化により、各部品メーカーでの生産スペースの確保と輸出入に必要な在庫・梱包・物流加工ノウハウを持つ総合物流加工センターのニーズが高まっている。

こうした環境下、同センターはトヨタ生産方式をベースに、九州地区唯一の総合物流プロバイダーとして、輸出入業務、受発注管理、在庫管理、物流加工、情報管理までを一貫して展開する。各部品メーカーに代わって円滑な集約部品物流をセンターが担うことで、部品メーカーの九州進出の促進、自動車構成部品の九州調達率向上や部品共通化に寄与することを目指す。

センターでは、付加価値の高い商品・サービスを提供し、2010年度には、売上高3億5000万円を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る