豊田通商の子会社、福岡に物流加工センターを新設

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豊田通商は、連結子会社である豊通物流が福岡県宮若市に北部九州の自動車関連メーカーを主要顧客とする「物流加工センター」を新設、このほど竣工したと発表した。センターは豊田通商グループが運営する物流拠点の中で、九州初の輸出入に対応した集約型部品物流加工センターで、投資額は約10億円。

北部九州地区では、自動車生産台数や自動車構成部品の九州調達率の増加、海外生産モデルとの部品共通化により、各部品メーカーでの生産スペースの確保と輸出入に必要な在庫・梱包・物流加工ノウハウを持つ総合物流加工センターのニーズが高まっている。

こうした環境下、同センターはトヨタ生産方式をベースに、九州地区唯一の総合物流プロバイダーとして、輸出入業務、受発注管理、在庫管理、物流加工、情報管理までを一貫して展開する。各部品メーカーに代わって円滑な集約部品物流をセンターが担うことで、部品メーカーの九州進出の促進、自動車構成部品の九州調達率向上や部品共通化に寄与することを目指す。

センターでは、付加価値の高い商品・サービスを提供し、2010年度には、売上高3億5000万円を目指す。

《レスポンス編集部》

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