【新聞ウォッチ】株価は一服、それでも自動車は深刻

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年10月15日付

●クライスラーと関係強化交渉 日産(読売・2面)

●トヨタ、北米の生産抑制、日産「インフィニティ」は減産維持(読売・8面)

●クルマの寿命、11.67年、3年連続最高(読売・8面)

●F1と世界金融危機(読売・15面)

●インド、車販売急減速(朝日・12面)

●バイクフェスタで飛行機運休、三宅島空港(朝日・38面)

●首都高事故損害45億円、5号線2ヶ月ぶり全面開通(毎日・2面)

●車販売の不振深刻、ホンダ、米大型車工場、中型と兼用、日産、スペインで1680人を削減(毎日・8面)

●取り締まり機試験撮影で誤認、速度違反ぬれぎぬ罰金、検察、同様の事例調査へ(東京・1面)

●自動車業界再編世界的な展開も、米ビッグ3再建策加速、日本車メーカー“参戦”には慎重(東京・9面)

●マツダ、北米工場新設を凍結、需要低迷で戦略見直し(日経・1面)

●日経平均1171円高、終値9447円、上昇率最大14%超(日経・1面)

●自動車各社、海外事業計画を見直し(日経・13面)

●独ダイムラー北米2工場閉鎖(日経・13面)

●中国新車販売、2カ月連続減9月(日経・13面)

ひとくちコメント

日経平均株価の終値が過去最大の上昇率14.15%を記録。金融不安はひとまず歯止めがかかったが、実体経済の悪化など懸念材料も残る。きょうの各紙もこれまで世界経済をけん引してきた自動車産業の減退ぶりを伝えている。

日経は1面準トップで「マツダが2010年の稼働を目指していた北米の乗用車工場の新設を凍結する」と報じたほか、毎日は「車販売の不振深刻」との見出しで各社が生産体制の見直しを検討していることを掲載している。

このうち、ホンダは米アラバマにある大型車工場を中型車も兼用で生産。日産自動車は、スペインの工場で1680人を削減するという。トヨタも北米の生産を抑制、独ダイムラーも北米2工場を閉鎖するなどと報じた。米ビッグ3を中心に再編の動きも表面化しており「市場一服 なお火種」(朝日)ということなのか。

《福田俊之》

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