【VW ティグアン 詳報】使い勝手に優れたパッケージング

自動車 ニューモデル 新型車
【VW ティグアン 詳報】使い勝手に優れたパッケージング
【VW ティグアン 詳報】使い勝手に優れたパッケージング 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンの『ティグアン』は、ドイツの主要メーカーとしては初のコンパクトSUVということもあり、欧州では発売開始直後の3週間で約4万台の受注を記録した。日本の道路事情でも扱いやすいサイズということあり日本でも注目を集めている。

ボディサイズは、『ゴルフ』ベースのミニバン、『トゥーラン』を若干大きくした程度に抑えられており、輸入車のSUVとしては非常に扱いやすいサイズ。最小回転半径がトヨタの『ハリアー』や日産の『ムラーノ』並みに大きい5.7mというのが唯一の難点だが、アップライトなシートポジションで前方の見晴らしも良いので取り回しは意外に楽だ。

このサイズでありながら後席には十分な居住性が確保されており、スライド量は少ないが後席にも分割スライド機能が用意されているのも美点。

ラゲッジも後席使用時で470リットル、後席をたためば1510リットルと『ゴルフヴァリアント』に匹敵する容量が確保されている。さらに後席を倒す時には同時に座面が沈み込んでくれるのでワンタッチでフラットなラゲッジを作ることができ、さらに助手席を前方に倒すことで最大2.5mの長尺物を積むこともできる。

ティグアンのパッケージングやインパネデザインは日本では販売が終了してしまった『ゴルフプラス』から踏襲された部分も多いが、ティグアンの魅力をさらにさらに高めてくれていることは間違いない。

パッケージングや使い勝手の面では何かと国産車のほうが優れていると感じる部分も多いが、ティグアンなら国産SUVに負けない使いやすさを実現している。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る