丸紅、豪州の炭鉱操業・運営会社を持分法適用会社化

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丸紅は、オーストラリアの炭鉱操業・運営会社であるリソース・パシフィック(RP)社の株式をエクストラータコール社から追加取得し、丸紅グループの出資比率を現在の10.24%から22.22%へ引き上げることでエクス社と合意した。今回の追加出資金額は約130億円で、RP社は丸紅の持分法適用会社となる。

丸紅は、昨年12月にエクス社と締結した覚書に基づいてエクス社がRP社に対し実施した株式公開買付に提携者として協力するとともに、公開買付完了後にはエクス社から一部RP社株式を買い取るオプションを取得していた。

4月の公開買付の終了以降、丸紅とエクス社は株主間協定書の締結を含め、買い取りオプションの行使について協議を継続していたが今回合意に至った。

RP社は2004年からオーストラリアのニューサウスウェールズ州ハンターバレー地区レーベンスワース坑内掘炭鉱(旧ニューパック炭鉱)で良質な製鉄向け微弱粘炭を生産している。2007年1月にはロングウォール採炭設備の導入を完了し、年産400万トン体制へ拡張、現在はエクス社主導の下、順調に生産を伸ばしている。

丸紅は今回の追加出資と既に取得している販売代理権を通じ、安定した優良微弱粘炭の供給ソースを確保するとともに、取締役を派遣してRP社の経営に関与する。エクス社とは、新規炭鉱の共同開発など、提携関係を強化して、石炭ビジネスの拡大を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

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