低公害車出荷台数、新車販売低迷でマイナス…07年度

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車工業会が発表した2007年度低公害車の出荷台数は、全車種合計で前年同期比3.9%減の392万9047台となった。新車販売台数が低迷したため、前年割れとなった。

低公害車の内訳では、燃費基準を達成して2005年基準排出ガス75%低減レベルが同6.2%増の307万998台と、全体の8割を占めた。ハイブリッド車は同0.1%増の9万523台とほぼ横ばい。

一方で、燃費基準を達成して2005年基準排出ガス50%低減レベルは同27.2%減の64万5044台にとどまったほか、ディーゼル代替えLPG車は同64.2%減の874台だった。

自動車メーカー各社は、地球温暖化対策や大気環境改善のために環境負荷の少ない自動車の開発や普及に努めており、社会の関心もますます高まっている。こうした状況を踏まえ、自工会と会員自動車メーカーは、低公害車などの工場出荷台数を2000年度実績からウェブサイトで年1回公表している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る