ヤマハ、四川大地震の災害復興支援活動を開始

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ヤマハ、四川大地震の災害復興支援活動を開始
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ヤマハ発動機は、中国で二輪車の販売を行う上海雅馬哈建設摩托車有限公司(YMSM)が、中国で発生した四川大地震災害復興支援のサービス活動として「スマイル(微笑)プロジェクト四川ヤマハ支援キャラバン」を開始したと発表した。

キャラバンは3チームに分かれ10月25日から11月末まで、省都の成都市周辺の42か所で二輪車の点検整備と安全運転啓蒙活動を行うと同時に、35の小中学校で慰問・慈善活動も行い、災害復興を援助する。

ヤマハ発動機は、今年5月に地震被害への緊急支援として日本赤十字社を通じ義援金100万元(約1500万円)、同月末に中国におけるグループ企業14社合計で義援金116万元(約1740万円)の寄付と救援物資として防寒着1000着、ミネラルウォーター200箱、テント280張などを提供した。震災から5か月を経過した現在、被災地のライフラインが整備されつつあるなか、今回のキャラバンは同社グループ企業の人的支援による災害復興援助活動として実施する。

今回のキャラバンの構成は、独自のサービスマン教育プログラム「YTA」(ヤマハ・テクニカル・アカデミー)の初級以上の二輪車整備技能をもち、ボランティアとして公募した中国国内の販売店のサービスマン、上海雅馬哈建設摩托車有限公司のサービスマン総勢42人。

活動内容は、被災地区の児童35校の5000人に文具贈呈、四川省のヤマハ製全二輪車対象の無料サービス点検、オイル・プラグなどの無料交換およびその他パーツ類の特別価格供給、安全啓蒙活動など。

この活動は、YMSMが中心となり、中国でのヤマハ生産拠点3社(重慶建設・雅馬哈摩托車有限公司、株州建設雅馬哈摩托車有限公司、江蘇林海雅馬哈摩托有限公司)との連携で実施する。

《レスポンス編集部》

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