ETCレーンの通過速度抑制…NEXCO西日本も実施

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ETCレーンの通過速度抑制…NEXCO西日本も実施
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NEXCO西日本では、ETCレーン内の通過速度抑制対策を順次全域に展開していくと発表した。2008年度末までにNEXCO西日本管内の20%の料金所で開閉バーの挙動を遅らせる通過速度抑制対策を実施、2009年度末までには全域で展開するとしている。

ETCレーンへは20km/h以下に減速して進入し、徐行して通行するのだが、現状はこれを大きく超過する速度で走行している利用者が多い。

ETCレーンを20km/hを超える速度で通行した場合、通信が正常にできなかった場合に開閉バーへ接触の恐れがあり、また、複数の車両による追突事故もあり、安全に走行するためには、すべての車両の速度を抑制する必要がある。

今回の対策では、ETC開閉バーの開信号を送信する車両検知器の反応時間を遅らせレーン内最大通過可能速度を低減させる。車両検知器を通過し開閉バーが作動するまでの時間は標準で0.5秒以下となっているが、この時間を約1.0秒程度とする。

2007年度、山陽自動車道・姫路西料金所で取り組んだETCレーンの開閉バーの挙動を遅らす対策が有効であることがわかっている。試行前後でETCレーンへの高速進入車両が半減し、また全体的に速度が低下したため、開閉バーへの接触率も減少している。

《編集部》

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