【新聞ウォッチ】底なし株価、トヨタ一時2900円割れ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年10月28日付

●トヨタ、長春に新工場、三菱は上海に新会社(読売・10面)

●東証26年ぶり安値、終値7162円、大手行売り殺到(朝日・1面)

●GM、手元資金確保狙う、クライスラーと交渉大詰め 政府支援カギの見方(朝日・12面)

●衆院選年内見送りへ 首相政治空白避ける、金融危機対策を優先(毎日・1面)

●トヨタ初の販売減、世界上半期先進国で総崩れ(毎日・2面)

●キヤノン減収減益、9年ぶり、金融危機・円高深刻(産経・8面)

●ダイムラー生産停止へ、1カ月間(産経・8面)

●もみじマーク裏目? 第二の「後期高齢者制度」か 保護目的が“標的”に(東京・24面)

●ホンダ、英でも減産、12月から「シビック」1割減(日経・9面)

●海運、収益急ブレーキ 商船三井や川崎汽船、今期下方修正(日経・9面)

ひとくちコメント

激しい乱高下が続いている世界の株式市場。東証も27日の日経平均株価の終値が7162円と遂にバブル崩壊後の最安値を割り込むという最悪の事態になった。「 東証26年ぶり安値」ときょうの朝日をはじめ、東京、日経が1面トップで取り上げている。

28日も続落で始まり、9時55分時点では17円安。トヨタ自動車も一時2900円を割り込むなど「異常とも言える株安の底はまだ見えない」(朝日)。

きょうの各紙には経済の“プロ”であるエコノミストの予測を取り上げている記事も多いが「ここまで底割れすると、予想できない」などと情けないコメントもみられた。また、「年内には6000円台前半まで下落する」(東京)との予想も出始めている。

政府は株の空売り禁止制度の導入などの市場安定化策を検討中だが、「効果は未知数」(日経)のようだ。

《福田俊之》

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