ランクセス、ブラジルのゴムメーカーを完全子会社化

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ドイツの特殊化学品メーカーのランクセスは、ブラジルのゴムメーカー、ペトロフレックス社を完全子会社化したと発表した。

ランクセスは、今年4月にペトロフレックス社の株式を70%取得し、少数株主が保有する残りの株式27%を株式公開買い付けで追加取得、出資比率を97%とした。ランクセスでは、残存株式3%についてもスクイーズアウト制度の実行で取得する予定。

公開買い付けの完了で、ペトロフレックス社の株式は上場廃止となる。追加取得した株式27%の買収価格は約6000万ユーロで、法律に基づき普通株所有者へ支払った。ペトロフレックス社の純負債を含む株式100%の総買収価格は、約3億7000万ユーロとなる。

今後ランクセスは、ペトロフレックス社をランクセスグループへ統合することに注力する。ランクセスは、世界有数の合成ゴムサプライヤーで、ペトロフレックス社株の追加取得により、南米地域での競争力を強化する方針だ。

《レスポンス編集部》

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