日野自動車の中間期決算…大幅減益 トヨタの受託生産減少

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日野自動車が発表した2008年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比66.6%減の83億万円と大幅減益となった。

国内普通トラック需要は、建設需要の落ち込みで低調だったほか、小型トラック市場も不振だった。その中で同社の国内売上げ台数は同10.4%減の2万台と落ち込んだ。海外のトラック・バスの売上げ台数はアジア、中南米、中近東地域での需要増加で同21.2%増の3万7000台と好調だった。このため、日野ブランドの売上げ台数は同7.9%増の5万7000台となった。

また、トヨタ自動車の受託生産車は輸出向けの『ハイラックスサーフ』が落ち込み同13.5%減の8万5000台にとどまった。

国内販売低迷とトヨタの受託生産車のマイナスで売上高は同2.4%減の6453億円と減収だった。損益でも売上げ減少や原材料価格の高騰、為替差損で営業利益は大幅減益となった。当期純利益は同75.6%減の30億円だった。

《レスポンス編集部》

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