【SEMA08】レクサス IS-F…米国4チューナーが競演

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【SEMA08】レクサス IS-F…米国4チューナーが競演
【SEMA08】レクサス IS-F…米国4チューナーが競演 全 5 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は10月29日、11月4日開幕のSEMAショーに、レクサス『IS-F』のチューニング仕様4台を出品することを明らかにした。

IS-Fは2007年10月に発表。最大出力423ps、最大トトルク51.5kgmを発生する5.0リットルV8を搭載したスーパースポーツセダンだ。ライバルはBMW『M3』やメルセデスベンツ『C63AMG』。4台のチューニング仕様は、ノーマルでも十分以上に速いIS-Fをさらにブラッシュアップさせている。

「Fox Marketing/Artisan Performance」はオレンジパールに全塗装したボディが目を引く。フロントバンパー、フェンダー、サイドスカートも交換され、アグレッシブな雰囲気を強調。エンジンにはツインターボが追加され、最大出力600psを獲得する。

ブルーのIS-Fは「Import Tuner Magazine/TEIN」。おもにシャシーの強化に重点を置いた。ブレーキはブレンボ製でキャリパーはフロント6ピストン。ローターは前後とも2ピース。ダンパーはTEIN製のEDFC(エレクトロニック・ダンピング・フォース・コントローラ)で、運転席から減衰力の調整ができる。フジツボ製マフラーとトムス製スロットルコントローラーも装着した。

「0-60Magazine」はブラックボディの精悍なIS-F。GReddy製スーパーチャージャー装着により、最大出力550psを絞り出す。ボンネット、フェンダー、トランクリッドは軽量なカーボンに交換。室内にはロールケージを組み込んだスパルタンな1台だ。

ホワイトボディのIS-Fは、ライトチューンを施した「Motorworld Hype.com」。カーボン製リップスポイラーとリアディフューザーを採用。ブレーキはブレンボ製、サスはTEIN製で強化。ミシュラン製タイヤにレイズ製アルミを組み合わせる。吸排気系もリファインされた。

4台のIS-Fは甲乙つけがたい内容。米国の新車市場は冷え込んでいるが、チューニング業界は熱く燃え上がっているようだ。

《森脇稔》

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