ポルシェ、VW株式急騰についてコメント「株価操作していない」

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ポルシェ・オートモービル・ホールディングSEは、空売り投資家がフォルクスワーゲン普通株の買い戻し(ショートカバー)を迫られたとの情報を把握したと公表した。

VWの株価は大幅に上昇し、VW普通株は、一時1000ユーロの大台を突破した。

さらなるマーケットの歪みとそれに起因する関係者への影響を避けるため、ポルシェSEはマーケットの状態に応じてVW普通株の最大5%の範囲内でヘッジ取引を決済することを計画している。これにより、VW普通株の流動性が高められる可能性がある。

ポルシェSEでは「マーケットの歪みとそれによって空売り投資家が直面しているリスクに対する一切の責任を否定する。株価がこうした値動きを見せる間、ポルシェはマーケットに積極的に関与してきませんでした。そのため、ポルシェが株価を操作しているのではないかという憶測はまったく根拠のないもの」とコメント。

ポルシェは、VWへの出資比率を75%まで引き上げることを目指す方針を堅持しており、株式市場を経由または経由せずに正当な価格でVW普通株の取得を続けていくとしている。

ポルシェは、検討している対策とその公表についてドイツ連邦金融監督庁(BaFin)に事前に報告した。

《レスポンス編集部》

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